一年半前にインプラント治療を上、五本 下、五本治療したところ、その後金属アレルギーと思われる症状が多数でてきてしまいました
2007年4月25日
Q
一年半前にインプラント治療を上、五本 下、五本治療したところ、その後金属アレルギーと思われる症状が多数でてきてしまいました。
症状は舌のひび割れによる痛みと、頭痛、歯茎の痛みなどです。
治療した医師に相談したところ、受け付けてもらえずに追い返されてしまいどうしようもない状態が続いています。
今となってはすべてのインプラントをはずす覚悟もできていますが、慢性C型活動性肝炎による血小板の数値以上のため通常の歯医者では治療が難しいといわれています。
良い方法があればと思い相談をさせていただきましたが、いかがでしょうか。
よろしくお願いいたします。
女性 64才
A
確かにインプラントにはいろいろな方法があり、骨が薄くてもそれを補ったりなどして、できる場合もあります。
また、成功している症例も増えています。
しかし、どの方法も、骨が十分にある人より、さらに難しい治療になることは間違いありません。
どんな治療にも、大小を問わず、かならず危険は伴います。
結果が良ければよいことですから、慎重に計画して危険が避けられれば、心配しすぎることはありませんが、うまくいかないと失うものは大きくなることもあります。
特に上の骨は弱いので、溶けてしまって、入れ歯も使いにくくなることもあります。
また、鼻や周辺にいろいろな影響が出ることも報告されています。
また、難しくない場合でも、もともとデメリットはあります。
手術に伴う危険、インプラントは高度な治療なので、複雑で難しく、手間や時間がかかり、費用も高額です。
後悔しないためには、治療前に良く相談して、将来の見通しを立ててから、始めることを勧めます。
自分の判断に迷ったら、必ず、その歯科大学にも良くお願いした上で、相談にのっていただくと良いでしょう。
このメールにお返事をいただきました。
早速、ご丁寧なお返事頂きありがとう御座います。
良く検討していきたいと思います。
大学病院でもう一度相談しようと思います。
本当に貴重なアドバイス有難う御座いました。