虫歯予防もできる
「FAPホワイトニング」をご存じですか?
虫歯予防だけではなく
下記のようなメリットも得られます
- 「滲みない」ホワイトニング
- 「痛みが少ない」ホワイトニング
- 「後戻り」しにくいホワイトニング
従来のホワイトニングは痛みや滲み、色の後戻りなどがデメリットとして挙げられていました。しかし、これらを克服した「FAPホワイトニング」という新しいホワイトニングを当院は導入しています。一般的なホワイトニングとの違いは下記の通りです。
従来のホワイトニング | 当院のホワイトニング | |
日本人向けか | 欧米人向け | 日本人向け |
後戻り | 後戻りする | 後戻りしにくい |
痛み | 痛みがある | ほとんどない |
滲み | 滲みる | 滲みにくい |
歯質の強化 | 歯質強化しない | 歯質強化する |
ご覧の通り、一般的なホワイトニングでデメリットとされていた点を克服したのがこの「FAPホワイトニング」です。それだけではなく、虫歯のリスクを軽減させるというメリットもあります。
このFAPホワイトニングは『FAP美白歯科研究会』でトレーニングを受けた歯科医院でなければ施術を行うことができません。そのため、遠方から来院される患者さんもいらっしゃるほどです。雑誌や新聞にも取り上げられ、日本国内のみならず世界的にも注目されている治療法になります。
従来のホワイトニングは欧米人の歯質に合わせて開発されていたため、色素の濃い日本人の歯には効果が限定的でした。FAPホワイトニングは、日本人の歯質に合わせて開発されており、痛みや歯の敏感さを最小限に抑える設計となっています。
FAPホワイトニングは、従来のホワイトニングと比べて、白さが長持ちし、色の後戻りが少ないのが特徴です。その理由は、歯の表面を滑らかに保つ特殊な処理により、汚れが付着しにくくなるためです。
一般的なホワイトニングは治療中に痛みを伴うことがあります。これは、治療に用いられるライトや高濃度の薬剤が原因で起こります。
しかし、FAPホワイトニングの場合、歯にダメージを与える可能性のあるライトの使用を避け、低濃度の薬剤を利用することで、痛みを最小限に抑えたホワイトニングを実現しています。
一般的に、ホワイトニング処置後は薬剤の副作用から通常よりも歯が滲みやすくなります。しかし、FAPホワイトニングは歯が滲みにくいです。
その理由は、歯に優しい成分を含む薬剤を複数層にわたって塗布し、歯をコーティングするため、歯が外部の刺激から守られるあめです。この作用により、FAPホワイトニングでは従来の方法に比べて施術後の歯のしみる感覚が少なります。
FPAホワイトニングには虫歯を予防する効果があります。FAPホワイトニングに使用される薬剤には「フッ化アパタイト」という成分が含まれており、これを歯に何層にも塗布することで虫歯になりにくくなります。
1.ワックスを歯肉に塗り、歯肉を保護します。
2.歯の表面にペースト(お薬)を塗ります。
3.15分後、ペーストをふき取り、水洗いしワックスを取り除いて終了です。
FAPホワイトニングの他に当院では「Tion」というホワイトニング材をご用意しています。Tionの特徴は次の通りです。
●滲みにくい
一般的に歯科医院で行うホワイトニングは一、ハロゲンランプやプラズマランプの光源と薬剤の「熱反応」で白くします。この熱反応は、ホワイトニングで痛みが生じる原因になるものです。しかし、Tionホワイトニングでは光触媒(光の力を利用して化学反応を起こす)の薬液を塗布してからLEDライトによる「光化学反応」で白くするため、「しみる・痛い」を軽減できます。
●自然な白さを引き出せる
薬剤の成分によって歯の表面が滑らかでツルツルになり、透明感と光沢を持つ自然な白さを実現できます。さらに、歯質が強化されるため、着色や汚れが付きにくくなるというメリットもあります。
患者さんご自身で行っていただく「ホームホワイトニング」も当院は「Tion」を採用しています。ホームホワイトニング用のTionの特徴は次の通りです。
●取り扱いやすい
ジェル状のホワイトニング剤のため、トレーから漏れにくく扱いやすいです。また、温度・湿度の高いお口の中でも流れにくく心地よい使用感が得られます。
●トレーシートが柔らかい
トレーの柔軟性がありソフトな材質で作られているため、長時間お口に装着していても快適に使用していただけます。
1. まずは口腔内の状態をチェックします。
虫歯や歯周病があると、治療時の痛みの原因となったり、十分な治療効果が得られないことがあるため、虫歯等がある場合はまずはその処置を行います。
2.歯型を取りマウスピースを作製します。
3.マウスピースを合わせていただき、薬剤の使い方や1日の使用時間等の説明をします。
4.指定時間・指定期間を守って約2週間継続していただきます。
当院では2つのホワイトニング方法をお選びいただけます。1つは来院して行う「オフィスホワイトニング」、もう一つはご自宅で行っていただく「ホームホワイトニング」です。どちらもメリット・デメリットがあるため、患者さんの生活スタイルに合わせてお好みの方をお選びいただと思います。
具体的な違いは次の通りです。
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | |
---|---|---|
白さの実感 | 即日~数日程度 | 1週間~2週間 |
白さの持続 | 持続しやすい | 持続しにくい |
通院回数 | 1~4回 | 1~2回 |
時間や期間はどれくらいかかりますか?
薬剤の塗布を、15分間を2セット行います。患者さんには週に1回の頻度で来院していただき、このプロセスを5回から10回繰り返します。もし急ぎの場合は、スケジュールの調整が可能です。
歯に悪くないですか?
通常の漂白剤は、歯の表面をスリガラスのようにざらざらにするため、汚れが付着しやすくなり、歯に一定のダメージを与えることがあります。しかし、FAPホワイトニングは、虫歯予防に効果的な強化カルシウムを使用して歯の表面を強化し、白くするため、より健康的で、美しく歯を保つことができます。
体に悪影響はありますか?
処置後、歯の上に残った薬剤は拭き取るため、体内へ流入する心配はありません。万一、薬剤を飲み込んでしまった場合でも、自然に体外に排出されます。また、この薬剤の基本成分はカルシウムであるため、安全性が高いと言えます。
色の後戻りはありますか?
強化カルシウムの層が歯の表面を保護しているため、着色汚れは付きにくいです。そのため、歯が元の色に戻ることはほとんどありません。ただし、茶渋などの着色汚れによって歯の色が変わる可能性あります。
メンテナンスはどうすればいいですか?
どうしても時間の経過ととともに歯の汚れは蓄積されるため、クリーニングやホワイトニングが必要になります。歯は皮膚と同様に、年齢と共にその輝きを失い、くすんでくる傾向があります。そのため、白さを維持するためには、定期的なケアが重要です。
痛みはありませんか?
痛みを感じる患者さんはほとんどいませんが、場合によっては痛みが生じることがあります。これは虫歯がある場合や、歯の先端がすり減っている場合、またはエナメル質が薄い下の前歯などで起こりやすいです。ケースによっては、鎮静剤を処方します。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。