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右側下奥から2.3番目が無く、同じように左側下も2本ありません。

2007年4月26日

Q
ご相談内容 : 5年前に立て続けに歯を抜かれてしまい、右側下奥から2.3番目が無く、同じように左側下も2本ありません。良い歯を二本削り銀のブリッジを両サイドつけていますが、ずれてきた為今回新しく作り直すことになりました。もっと削ってしっかりつけるとのことなんですが銀歯が目立ってしまうので、なるべく白にしたいのですが保険外で一本5.6万かかるとのこと。保険範囲内を少しでも使って低価格で治療していきたいのです。良い治療方法はありますか?インプラントの方が良いのでしょうか…治療途中ですが病院を変える事も可能でしょうか?とてもなやんでいるので良い方法があれば教えてください。お願いします。
東京都 女性


A
ご相談のメールありがとうございます。
お話だけでははっきりしない部分もありますので、わかる範囲で回答いたします。
保険範囲内でというご希望に合う治療は、ブリッジと(取り外し式の)入れ歯の二つになります。
保険のブリッジを支える歯にかぶせる物は、たしかに銀色の金属だけになります。
白くしたい場合について、目立つ手前のほうだけを白くしたくても、ブリッジの場合は後ろとつながっているので、たとえ後ろのかぶせ物が金属であっても、もちろん白くても、ブリッジ全体が保険外になってしまいます。
入れ歯の方法であれば、手前だけを白く保険外にして、奥歯や入れ歯を保険内にすることもできます。
「インプラントの方が良いのでしょうか」とのご質問ですが、インプラントは保険が全く利きませんし、一気にとても高くなってしまいます。
ただし、長持ちさせたいインプラント治療の場合は、インプラントは独立していて、天然の歯とつなぎませんから、天然の歯は保険内にすることもでき、治療費の計算はそれぞれ別に決められます。
しかし、インプラントは歯の抜けている場所に入れますので、手前の銀歯のかぶせてある歯の問題は前と同じです。
もともとインプラントは歯を入れるだけではなく、根本的な問題解決に役立てると大きな成果が手に入る方法です。
すなわち、もう繰り返し治療しないように、これから20年30年と病気やそれに伴う治療の嫌なことから、解放されたいという目標のときに大きく役立ちます。
インプラントは信頼できる方法ならば、それ以上持つ可能性があるだけでなく、残っている天然の歯を守る力が元のはと同じくらい強い方法だから、もう歯が無くならない希望が持てるからです。
つまり、インプラントは総合的な根本的治療に使うと大きな効果があり、長年使えれば、一時は出費が大きくても、かりに20年30年以上使えれば、1年あたりの治療費は非常に安くなります。
ですから、まず ***** さんの目的をはっきりさせていくことから、治療計画を立てる必要があります。
とりあえず、その場限りの後始末をしたいのか、これから一生という長期的な将来を考えた上での治療なのかです。
もし後者ならば、歯の無いところばかりを見るのではなく、つまり病気という悪いところだけでなく、健康という広い視野から全体を捉えなければなりません。
歯は口の一部です。口は噛むだけでなく人と話し笑う大切なところです。
そればかりか口の健康が体全体の健康を支えています。
そして最後は気持ちの健康も支えています。
たかが歯を一本失ったと、考えることも簡単ですが、それにより、体の健康を損ね、不安や悩みを抱えるだけでなく、人とのお付き合いにも支障をきたしている方は少なくありません。
歯を無くすことも大きな損失ですが、無くして困るのは大きな健康ほど取り返しがつきません。
そのためにはスタートとして、まずご自分の歯を残すことが重要です。
健康を目指す場合にはまず、『歯を残す二つの原則』 を一生貫いていく必要があります。
1.削らない
(もし、削らなくてはならなくなってもこの原則をできるだけ守ること、 即ち、たくさん削らない、何度も削らない、ことです。)
2.(神経や奥歯は) 抜かない
かりにブリッジでも正しく治療すれば、20年やそれ以上使うことは十分に可能です。
5年や10年で繰り返し削っていては、これから平均寿命82.84歳まで何回削るのでしょう。
普通、歯は数回くりかえせば無くなってしまいます。
応急処置とか急ぐ場合以外は慎重にご計画されることをお勧めします。
治療途中で病院を変える事も可能ですが、今ご担当の先生と十分にご相談された上で、お決めになってはいかがでしょうか。
ただ日本ではまだ十分になじんではいませんが、セカンドオピニオン制度というものがだんだん広がり始めました。
これは、かかりつけ医の診断は出たけれど、納得できるまで、全く別の歯科医師に相談だけを依頼することです。
その際には、レントゲンや模型などの資料をお借りできるよう、お願いしてみるとさらに有利です。
もともとご自分の検査結果ですから半分は権利があります。
長くなって、逆にお分かり難くなってしまったかもしれません。
またお気軽にご相談ください。
国際ビル歯科 相良俊男

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