歯を磨いても常にべたべた感が残ります

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歯を磨いても常にべたべた感が残ります

2008年11月15日

ご相談内容 :
歯石は半年に1回くらい治療に行っています。
去年の12月くらいから歯を磨いても常にべたべた感が残ります
歯医者さんでは異常有りませんといわれます。
歯を磨いても磨いてもべたべた感が取れないのはなででしょう
愛知県 50 女性 主婦
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ご相談のメールありがとうございます。
なぜ、***さんが歯石を半年に1回も取りに行っていらっしゃるのかその目的がわかりませんので、一般的に説明いたします。
> 歯を磨いても磨いてもべたべた感が取れないのはなぜでしょう?
1.最も考えられる原因は、歯垢です。
2.次に、歯周病(シソーノーロー)があれば、自然な出血と排膿です。
3.また取り外し式の入れ歯を入れていらっしゃるならば、唾液の性質が異常になっていることも考えられます。
4.唾液の分泌量が減っていることも考えられます。
1.については、正しい歯磨きを習慣づけることでがらりと変えられます。
クリーニングとして、歯科医院で歯垢を取ってもらうこともできますが、それは本来二番目に必要な治療であり、一番必要であり最も効果があるのは予防診療を受けて一人ひとりに合った計画を立て、ご自分でも対策を立てられるように歯科医院で教育を受けながら知識を増やし、ご自分で自立して磨けるようになることです。
検査により、歯垢が何%残っているかを調べれば、簡単に状況が判ります。
歯垢も虫歯を起こしやすいものと、歯周病(シソーノーロー)を起こしやすいものとに分けて調べる必要があります。
特に後者の歯垢を取れるような正しい歯磨きを身につけて、ミガキ残しの割合が最低でも20%を切れるようにしましょう。できれば4・5%以下が良いでしょう。0%、即ち完璧を目指しても良いのです。
ちなみに、最も基本的な知識で、またとても重要なことですが、歯垢と歯石とは全く違います。
2.については、ほんの僅かづつであるとご自身では全く気づくことはありませんが、歯肉から血液と膿が垂れ流しになっている状態の病気ですから、治療により健康になれば状況はがらりと変えられます。歯肉の病気でもありますので、歯だけを見ていては治りません。
もちろんこの状態は検査によりはっきりと判ります。
血液はごく少量であれば唾液によって薄められて全く赤い色には見えませんが、歯科医院で検査薬を使えば唾液の中に混じっているかどうかだけでなく、その量が多いかどうかもすぐその場で簡単に調べることができます。
病気を治す治療を受けましょう。
3.については、身体の防衛反応ともいえますので、入れ歯を入れるという本来健康な身体にありえない異常な変化に適応している、正常な反応でもあります。したがって入れ歯を入れている以上は変えられませんし変えないほうがよいでしょう。
どうしてもさらさらな健康な唾液に変えたい場合は、入れ歯を無くす治療に切り替える方法もあります。
4.については、健康な食生活をしているかどうか、唾液を減らす副作用のある薬を知らずに飲んでいないかなどを調べることが必要です。
唾液の分泌量はからだの健康にもとても重要です。これも歯科医院の検査で簡単に調べることができます。
これらはごく初歩的な説明だけですから、詳しくはご自身にあった方法を検査や診察を受けた後に、正しい診断をお受けになり、原因にあった治療法の詳しい説明をお受けになることをお勧めいたします。
たかがべたべた感だけといってしまえばたいしたことがないようにも思えるかもしれませんが、一生に亘る心身全体を含めて考えると、意味は深く大変複雑で解決は非常に困難を伴うこともあります。
本当の歯科医療が効果的です。
国際ビル歯科 相良俊男

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